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教育分野での情報格差をなくすことを使命に事業を展開するIT企業。

株式会社Lacicu

PROFILE
教育分野での情報格差をなくすことを使命に事業を展開。ノーコードでオリジナルの塾アプリが作れる「Liew」、大学受験を視覚化させる学習計画作成システム「受験コンパス」、大学受験情報を一括で管理できる「進路指導.net」といった学習塾向けのサービスを提供するIT企業。

自分研究所について

はじめに、この構想を聞いたのは、まだ「自分研究所」という名前もないタイミングでした。「探究」というキーワードを提げて、私たちの前に現れた初代所長の山口さん。
「新しく高校部を作ろうと思ってるんだよね」
ニコニコしながら「一緒に作ってよ」と。そこから、どんなコンセプトが良さそうか、塾の名前、まで一緒に考え、一緒に創り上げていきました。「探究」という世の中には流布していながらも、中々取り組めている学習塾が少ない中、「Liew」の導入や「シゴトフェス」の共催を行いながら、企業や仕事、大学などを深く知ることで、より深く社会に触れることができると思っています。
自分研究所の生徒が、社会に出て活躍する日が待ち遠しいです。

自分研究所の存在によって、岐阜および日本の地域がどのように変わっていくと思いますか?

日本全体として人口減少や出生数の減少によって、日本全体が過疎になっていく中、「過疎=課題だらけ」というマイナスイメージをお持ちの方が多いと思います。しかし、私自身は新しいチャレンジが生まれるチャンスだと捉えています。
すでに美濃加茂地域でも、これまでとはまったく違うチャンスを見つけている方がたくさん生まれていますし、そこに自信を持っています。新たなチャレンジをするには、過疎の先進地である美濃加茂地域が最適な場所だと思います。そこで生まれるモデルは全国の色んな地域を席巻し、諸外国のモデルになっていくだろうと思っています。自分研究所での学びが、「過疎のもっとも進んだ地域が時代の最先端になるんだ」ということを証明する壮大な試みであると感じています。

 

これからの教育についてどのように考えてますか?

今のままでは、地域間の教育における情報格差が広がってしまうと考えております。そのためには、自分研究所のように、さまざまなロールモデルとなるオトナと接する機会や自分たちが生活している地域を知る機会を持つことが重要になってくると思っています。
私たちは、その機会の創出のために「シゴトフェス」を行っていますが、同様に日本各地で、地元の経営者や企業、職人、東京をはじめとする都市における仕事の捉え方を知ることが、必要になるのではないでしょうか。
学校など公教育だけでなく、学習塾やスクールなどの私教育でも、成績や偏差値といった数字で見える部分を伸ばすことではなく、一人ひとりの考えや価値観を引き伸ばすための学びの機会を提供できるようになることが、これからの教育で一層大事になると思っています。

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